料理人が厨房で使う包丁を、家でも使いたい人に向けて選びました。比較記事6本に載っていた回数をもとに、牛刀と三徳包丁の7本を並べています。
この記事で紹介するプロ用包丁7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 関孫六 ダマスカス 三徳 AE5200 | ![]() |
比較記事4本に登場 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | ミソノ UX10 牛刀 21cm | ![]() |
厨房で定番の牛刀 | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | グローバル 三徳 18cm G-46 | ![]() |
継ぎ目のない一体型 | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | ミソノ UX10 三徳 18cm | ![]() |
UX10の切れ味を三徳で | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | グローバル 三徳 16cm G-57 | ![]() |
小さめのまな板向き | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | ミソノ 440 牛刀 21cm | ![]() |
UX10より手が届く牛刀 | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | 関孫六 オールステン 牛刀 210mm | ![]() |
1万円前後で買える牛刀 | Amazon楽天Yahoo! |
プロ用包丁おすすめ7選 牛刀か三徳のどちらかから選ぶ
家庭で使うプロ用包丁は、刃渡り21cm前後の牛刀か、16cmから18cmの三徳包丁のどちらかを1本持てば、肉も魚も野菜も切れます。
まな板の横幅が40cm以上あるなら牛刀、それより小さいなら三徳包丁を選ぶと、切っている途中に刃先がまな板からはみ出しません。
ここから紹介する7本は、比較記事やランキング記事に何回載っていたかで順位を決めました。
第1位 貝印 関孫六 ダマスカス 三徳 165mm AE5200

最初の1本を1万円以内で選ぶなら、この関孫六 ダマスカスにしておけば切れ味で不満は出ません。
今回読んだ比較記事6本のうち4本に載っていて、登場回数はこの7本の中でいちばん多いモデルです。
刃の芯にはV金10号という硬いステンレス刃物鋼が入っていて、その両側をダマスカス模様のステンレスで挟んだ作りになっています。
刃渡りは165mmで、日本製です。
私はこの包丁を3年ほど家で使っています。
使い始めてすぐに違いが分かったのは、完熟したトマトです。
それまで使っていた量販店の三徳包丁では皮で刃が滑って押しつぶしていたのが、この包丁だと刃を当てて引くだけで皮に刃が入り、5mmの薄切りでも形が崩れませんでした。
鶏もも肉の皮も、刃を1回引くだけで切れます。
切れ味が落ちてきたと感じるのは、毎日使って2か月ほどたったころです。
そのタイミングで#1000の砥石で10分ほど研ぐと、トマトの皮にまた刃がすっと入るようになります。
柄は黒い積層強化木で、手のひらに当たる部分が丸く削ってあるので、玉ねぎ2個のみじん切りを続けても手が痛くなりませんでした。
ダマスカス模様は研いでも消えませんが、模様があるから切れるわけではありません。
切れ味を決めているのは芯のV金10号なので、模様は見た目の好みで考えてください。
貝印 KAI 関孫六 三徳 包丁 ダマスカス 165mm 日本製 AE5200
芯にV金10号を使った165mmの三徳包丁
第2位 ミソノ UX10 牛刀 No.712 21cm

料理人と同じ牛刀を家で使いたい人には、ミソノのUX10がいちばん名前の挙がる1本です。
岐阜県関市のミソノ刃物が作っている洋包丁で、刃にはスウェーデン鋼と呼ばれる不純物の少ないステンレス鋼を使っています。
刃渡りは21cmで、肉の塊を切るときも、キャベツを半分に切るときも、刃の長さが足りなくなることはありません。
販売店の説明では、洋食店のシェフが仕事用に買っていくことが多いモデルとのことでした。
口コミを見ると、研ぎ直したあとの刃の戻りが早いという声と、半年ほど研がなくても鶏肉の皮が切れるという声が目立ちました。
一方で、価格は今回の7本の中でいちばん高く、牛刀1本に3万円前後かかります。
もうひとつの注意点は刃の付け方です。
ミソノの牛刀は右利きの人が使いやすいように刃が付けてあるので、左利きの人は左用を注文できるかお店に聞いてから買ってください。
スウェーデン鋼を使った21cmの牛刀
第3位 グローバル 三徳 18cm G-46

刃から柄までが1本のステンレスでできているので、柄の付け根に汚れがたまらない包丁を探している人に向いています。
新潟県燕市で作られているグローバルの三徳包丁で、刃渡りは18cm、刃の幅は5cmです。
両刃なので、右利きでも左利きでも同じように使えます。
柄には黒い点の模様が並んでいて、これが濡れた手で握ったときの滑り止めになっています。
私も2年ほど前からこのG-46を使っています。
正直に言うと、使い始めの1週間はステンレスの柄が手に冷たく、濡れた手だと少し滑る感じがして、関孫六のほうが握りやすいと思っていました。
慣れてからは、魚をさばいたあとに柄ごと洗剤で洗えるところが気に入っています。
木の柄の包丁は、柄と刃の境目に魚の血が残っていないか気になりますが、このG-46には境目がありません。
刃と柄が一体の18cm三徳包丁
第4位 ミソノ UX10 三徳庖丁 No.781 18cm

UX10の切れ味は欲しいけれど21cmの牛刀は長すぎるという人は、この18cmの三徳包丁を選んでください。
2位の牛刀と同じスウェーデン鋼を使っていて、刃の先が丸い三徳包丁の形になっています。
刃先が尖っていない分、野菜を刻むときにまな板の奥へ刃先が刺さりにくく、家庭のキッチンでは牛刀より扱いやすいという口コミが多く見られました。
価格は2万円台で、UX10の牛刀より1万円ほど下がります。
ただし、三徳包丁は刃先で肉の筋を切るような細かい作業には向きません。
肉料理をよく作るなら、2位の牛刀のほうが使える場面は広がります。
UX10シリーズの18cm三徳包丁
第5位 グローバル 三徳 16cm G-57

まな板の横幅が30cm台の狭いキッチンで使うなら、3位のG-46より2cm短いこのG-57が合います。
作りは3位のG-46と同じで、刃から柄までが1本のステンレスでできた一体型です。
刃渡りが16cmなので、手の小さい人でも刃先まで力が伝わりやすいという口コミが目立ちました。
一方で、キャベツやかぼちゃを丸ごと半分に切るときは刃の長さが足りず、何回かに分けて刃を入れることになります。
大きな野菜をよく切る家庭なら、18cmのG-46を選んでください。
一体型で刃渡り16cmの三徳包丁
第6位 ミソノ 440 牛刀 No.812 21cm

ミソノの牛刀を1万円台で使いたいなら、UX10ではなくこの440シリーズを選ぶ形になります。
刃にはモリブデン鋼を使っていて、刃渡りはUX10と同じ21cmです。
楽天やYahoo!ショッピングでは、業務用の包丁として売っている店が多いモデルです。
レビューでは、UX10と比べると研いだあとの切れ味が長持ちしないという声がある一方で、家で週に数回使う程度なら十分に切れるという声が多く見られました。
UX10と同じく右利き向けの刃付けなので、左利きの人は買う前にお店に確認してください。
Misono(ミソノ) 440 牛刀 No.812/21cm
モリブデン鋼を使った21cmの牛刀
第7位 貝印 関孫六 オールステン 牛刀 210mm

牛刀を初めて買う人が1万円前後で試すなら、関孫六のオールステン牛刀が候補になります。
刃渡りは210mmで、刃から柄までステンレスでできているので、グローバルと同じく柄の付け根に汚れがたまりません。
日本製で、1位のダマスカスと同じ関孫六のシリーズです。
口コミでは、届いてすぐの切れ味に満足している声が多い一方で、柄が細めで手の大きい人は握りにくいという声もありました。
牛刀の長さに慣れていない人は、最初は玉ねぎやにんじんなど、転がりにくい野菜から使ってみてください。
貝印 KAI 牛刀 包丁 関孫六 オール ステンレス 210mm 日本製 AB5638
柄までステンレスの210mm牛刀
7本の違いを表で比べる
| 商品名 | 種類 | 刃渡り | 柄 | 濡れた手での握りやすさ | 洗いやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| 関孫六 ダマスカス | 三徳 | 16.5cm | 積層強化木 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| ミソノ UX10 牛刀 | 牛刀 | 21cm | 別体ハンドル | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| グローバル G-46 | 三徳 | 18cm | ステンレス一体 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ミソノ UX10 三徳 | 三徳 | 18cm | 別体ハンドル | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| グローバル G-57 | 三徳 | 16cm | ステンレス一体 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ミソノ 440 牛刀 | 牛刀 | 21cm | 別体ハンドル | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 関孫六 オールステン 牛刀 | 牛刀 | 21cm | ステンレス一体 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
握りやすさを取るなら柄が別になった関孫六 ダマスカスかミソノ、洗いやすさを取るならステンレス一体のグローバルか関孫六 オールステンを選んでください。
プロ用包丁の選び方は刃渡りと鋼材と柄の3つで決まる
プロ用の包丁は種類が多いですが、家で使う1本を選ぶときに見るところは刃渡りと鋼材と柄の3つです。
【刃渡り】牛刀は21cm 三徳は16cmから18cmが家庭向き
厨房では24cm以上の牛刀も使われますが、家庭のまな板では刃先がはみ出します。
家で使うなら、牛刀は21cm、三徳包丁は16cmから18cmにしておくと、どちらもまな板の上で刃先までまっすぐ引けます。
【鋼材】家で使うなら錆びにくいステンレス系を選ぶ
料理人が使う和包丁には、白紙や青紙と呼ばれる鋼の包丁も多くあります。
鋼は研いだときの切れ味が鋭い一方で、使ったあとすぐに水気を取らないと数時間で錆が出ます。
毎日の料理で使うなら、今回の7本のようにステンレス系の鋼材を選んだほうが、手入れの手間が少なくて済みます。
【柄】握りやすさなら木 衛生面ならステンレス一体型
木の柄は手になじみやすく、濡れた手でも滑りにくいです。
ステンレス一体型は柄と刃の間に継ぎ目がないので、肉や魚を切ったあとでも柄ごと洗えます。
魚や肉をよくさばく家庭はステンレス一体型、野菜を刻む時間が長い家庭は木の柄を選ぶと使いやすくなります。
【片刃と両刃】最初の1本は両刃の洋包丁にする
出刃包丁や柳刃包丁などの和包丁は片刃で、刺身を引くときや魚をおろすときにはよく切れますが、野菜をまっすぐ切るには慣れが要ります。
1本で肉も魚も野菜も切りたいなら、両刃の牛刀か三徳包丁から始めてください。
プロ用包丁の切れ味は中砥石を1本持てば戻せる
砥石は#1000の中砥から持つ
家庭で研ぐなら、#1000前後の中砥石を1本持っておけば、今回の7本はすべて研ぎ直せます。
研ぐ前に砥石を10分ほど水に浸けておき、刃を砥石に対して15度ほど傾けて、刃元から刃先まで少しずつずらしながら研ぎます。
シャープナーは急いでいるときだけ使う
溝に刃を通すだけのシャープナーは手軽ですが、刃の角度が決まっているため、使い続けると刃が厚くなっていきます。
来客前などに急いで切れ味を戻したいときだけ使い、普段は砥石で研ぐほうが包丁は長持ちします。
プロ用包丁で牛刀を選ぶメリットとデメリット
メリットは刃先を使った細かい作業ができること
牛刀は刃先が尖っているので、鶏肉の筋を切る、玉ねぎの根元に切り込みを入れるといった細かい作業が三徳包丁より楽にできます。
刃渡りが長い分、ブロック肉やキャベツを1回で切れるのも牛刀のよいところです。
デメリットは狭いキッチンでは扱いにくいこと
21cmの牛刀は、まな板の横幅が40cm未満だと刃先がはみ出します。
キッチンが狭い家庭では、牛刀より16cmから18cmの三徳包丁のほうが使いやすくなります。
プロ用包丁についてよくある質問
プロ用包丁は食洗機に入れてもいい?
今回の7本はどれも手洗いをしてください。
食洗機の高い温度と洗剤で刃の切れ味が落ちやすくなり、木の柄はひび割れの原因になります。
ステンレスの包丁でも錆びる?
錆びにくいだけで、まったく錆びないわけではありません。
濡れたまま置いたり、鉄のフライパンと一緒に水に浸けたりすると、ステンレスでも小さな錆が出ます。
錆が出たら、クレンザーを付けたスポンジで軽くこすると落ちます。
左利きでもプロ用包丁は使える?
グローバルと関孫六は両刃なので、左利きでもそのまま使えます。
ミソノの牛刀と三徳包丁は右利き向けの刃付けなので、左利きの人は左用を頼めるかお店に聞いてから買ってください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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