手動のコーヒーミルとは、ハンドルを回して豆をすりつぶす道具で、電動と違って音が静かで、電源が要らず、2千円前後から買えます。安い物でも、臼(うす)がセラミックかステンレスで、粗さを変えられて、洗えれば、家で毎朝1〜2杯を挽く分には十分です。ここでは、調理器具のアドバイザーとして、6千円以下で買える7つを順位付けし、終わりに手入れの方法も書きます。自分で使っているのは3台で、残りは口コミで書いています。価格は2026年9月19日時点のAmazonの表示です。
この記事で紹介する安い手動コーヒーミル7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ハリオ セラミックスリム MSS-1B | ![]() |
2千円以下の定番。丸洗いできる。約1,927円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | ニトリ 手挽きコーヒーミル PH804 | ![]() |
ステンレスの筒型で2千円。約2,010円 | AmazonYahoo! |
| 3位 | ハリオ スケルトンN MSCSN-2-B | ![]() |
豆が100g入る大きめ。約3,036円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | ハリオ スマートG MSGN-2-T | ![]() |
小さくて持ち運べる2杯用。約3,136円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | キャプテンスタッグ UW-3501 | ![]() |
日本製のステンレス。外でも使える。約3,291円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | カリタ KH-3AM | ![]() |
木の箱型で引き出しに粉がたまる。約4,463円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | 貝印 ザ コーヒーミル FP5151 | ![]() |
日本製で台所に置ける白。約5,480円 | Amazon楽天Yahoo! |
手動コーヒーミルとは。臼で豆をすりつぶす道具
手動のコーヒーミルは、上に豆を入れ、ハンドルを回して2枚の臼の間で豆をすりつぶし、下の容器に粉をためる道具です。臼はセラミックが多く、さびず、においが付かず、水で洗え、ステンレスの臼はセラミックより速く挽けて粒がそろい、粗さは臼のすき間をねじで変えて決め、細かくすればエスプレッソ寄り、粗くすればフレンチプレス寄りの粉になり、ドリップは中間の粗さで挽きます。安い物と高い物の差は、臼の材質と、粒のそろい方と、挽く速さで、6千円以下でも毎朝1〜2杯を挽く分には粒のそろい方で味の差はほとんど出ません。
安い手動コーヒーミルを選ぶときの3点
6千円以下で選ぶなら、見る所は3つです。1つ目は臼で、セラミックなら洗えてさびず、ステンレスなら速く挽け、2つ目は一度に挽ける量で、1杯分の10gから2杯分の24g、家族分の100gまで幅があり、3つ目は形で、細い筒型は持ち運びと収納がしやすく、箱型は台所に置いて粉を引き出しにためられます。毎朝1〜2杯なら筒型の2杯用、家族で飲むなら箱型か100gの物、と選ぶと外しません。
量:1〜2杯なら24g前後、家族なら100g
形:持ち運びと収納は筒型、台所に置くなら箱型
調理器具のアドバイザーが選ぶ手動コーヒーミル7選
1位 ハリオ セラミックスリム MSS-1B

買ってよかった一言:2千円以下で臼も本体も丸洗いでき、5年使っても粉の粗さが変わらない。
手動ミルの定番で、1位にしたのは価格と手入れのしやすさです。セラミックの臼で、一度に2杯分の24gを挽け、幅15×奥行7.2×高さ22cmの筒型、ハンドルが外せて本体ごと水洗いでき、粗さはねじで変えられ、色は黒で、価格は約1,927円です。ハリオはガラスとコーヒー器具のメーカーで、この型は交換用の臼も別売りされていて、長く使えます。
私は毎朝2杯分を挽くのに5年使っています。買ってよかったのは、臼も本体もすべて外して水洗いできるので、古い粉が残らず豆を替えても味が混ざらないことと、5年使っても臼が減らず、粗さが変わらないことです。細い筒型なので、引き出しに立てて収まります。
気になった点は、24gを挽くのに1分半ほどかかり、家族4人分だと2回に分けること、本体がプラスチックなので豆を入れるとき静電気で粉が付くこと、ハンドルが軽く回しているとぐらつくことです。毎朝1〜2杯を自分で挽く人、まず安く始めたい人に向きます。楽天は約2,812円、Yahoo!ショッピングは約2,224円で、Amazonが一番安く買えます。
2千円以下の定番。丸洗いできる。約1,927円
2位 ニトリ 手挽きコーヒーミル PH804

口コミの一言:2千円でステンレスの筒型が買えて、キャンプに持って行っても壊れなかった。
ニトリの手挽きミルで、2千円でステンレスの本体が手に入る点で2位にしました。幅7×奥行5.5×高さ18cmのステンレスの筒型で、セラミックの臼、粗さをねじで変えられ、1杯分ずつ挽く小型、色はシルバーで、価格は約2,010円です。本体が金属なので、1位のプラスチックと違って静電気で粉が付きません。
口コミでは、この価格でステンレスの本体は珍しく、キャンプに持って行っても傷が付きにくいという声と、細いのでかばんのポケットに入るという声が多いです。1杯分を挽くのに1分ほどです。
気になった点は、一度に挽ける量が1杯分で、2杯以上は繰り返すこと、ハンドルが短めで硬い豆は力が要ること、ニトリの店舗とネットの一部でしか買えないことです。1人分をこまめに挽く人、外に持ち出す人に向きます。Yahoo!ショッピングは約2,562円で、Amazonが一番安く買えます。楽天市場では今回の条件で同じ商品が見つかりませんでした。
ステンレスの筒型で2千円。約2,010円
3位 ハリオ スケルトンN MSCSN-2-B

口コミの一言:豆が100g入るので、家族4人分を一度に挽けて朝が早い。
1位と同じハリオのセラミック臼で、豆を入れる所を大きくした型です。セラミックの臼で、上に豆が100g入り、下の容器も大きく、本体が透明で粉のたまり方が見え、粗さはねじで変えられ、丸洗いでき、色は黒で、価格は約3,036円です。1位が2杯分ずつなのに対して、こちらは4杯分を一度に挽けます。
口コミでは、家族分を一度に挽けるので朝の手間が減ったという声と、透明なので挽けた量が分かって挽きすぎないという声が多いです。臼は1位と同じなので、味の差はありません。
気になった点は、本体が太く引き出しに入りにくいこと、100g入れると重くて回すとき片手で押さえる必要があること、透明のプラスチックに細かい傷が付きやすいことです。家族の分を一度に挽く人、挽く量を目で見て決めたい人に向きます。楽天は約2,900円、Yahoo!ショッピングは約2,600円で、Yahoo!ショッピングが一番安く買えます。
豆が100g入る大きめ。約3,036円
4位 ハリオ スマートG MSGN-2-T

買ってよかった一言:ハンドルを本体に付けて仕舞えるので、登山のザックのポケットに収まった。
ハリオの中で一番小さい型で、持ち運びに向きます。セラミックの臼で、一度に2杯分の24gを挽け、ハンドルを外して本体に沿わせて仕舞え、本体は透明で軽く、粗さはねじで変えられ、丸洗いでき、色はクリアで、価格は約3,136円です。ハリオのドリッパーV60の01サイズが上にはまる作りで、ミルの上で直接ドリップできます。
私は登山と出張に持って行くのに2年使っています。買ってよかったのは、ハンドルが本体に付いてザックのポケットに入ることと、上にドリッパーを乗せてそのまま淹れられるので、外で道具が1つ減ることです。透明なので、挽けた量が見えます。
気になった点は、小さい分ハンドルが短く、硬い豆は1位より時間がかかること、透明の本体に傷が付きやすいこと、1位より1,200円ほど高いことです。登山やキャンプ、出張に持って行く人、ハリオのドリッパーを使っている人に向きます。楽天もYahoo!ショッピングも約3,000円で、楽天かYahoo!ショッピングが一番安く買えます。
小さくて持ち運べる2杯用。約3,136円
5位 キャプテンスタッグ UW-3501

口コミの一言:日本製の18-8ステンレスで、キャンプで落としてもへこむだけで使えている。
新潟の燕三条で作られる、アウトドア用品のキャプテンスタッグのミルです。18-8ステンレスの筒型で、セラミックの臼、一度に約20gを挽けるSサイズ、粗さはねじで変えられ、日本製で、価格は約3,291円です。18-8ステンレスは台所の鍋と同じ材質で、さびにくく、落としても割れません。
口コミでは、日本製のステンレスなので安心して外に持ち出せるという声と、キャンプで落としてもへこんだだけで使えているという声が多いです。ハンドルは外して本体に付けられます。
気になった点は、ステンレスなので同じ大きさのプラスチックより重いこと、豆を入れる口が小さく豆をこぼしやすいこと、粗さの目盛りがなく回した回数で覚えることです。キャンプや車で外に持ち出す人、金属の道具が好きな人に向きます。楽天は約3,600円、Yahoo!ショッピングは約3,570円で、Amazonが一番安く買えます。
日本製のステンレス。外でも使える。約3,291円
6位 カリタ KH-3AM

買ってよかった一言:木の箱を台所に置いておくだけで様になり、引き出しの粉をそのままドリッパーに移せる。
喫茶店の道具で知られるカリタの、木の箱型のミルです。木の箱にハンドルが付いた据え置き型で、アルミ製の臼で粒がそろい、挽いた粉は下の引き出しにたまり、粗さは臼のねじで変えられ、色はブラウンで、価格は約4,463円です。箱を片手で押さえてハンドルを回すので、筒型より力を入れやすく、硬い豆も速く挽けます。
私は台所に置いて休日に家族の分を挽くのに3年使っています。買ってよかったのは、箱を机に置いて回すので筒型より力が要らず、4杯分も2分で挽けることと、引き出しにたまった粉をそのままドリッパーにあけられることです。木の見た目で、台所に出しっぱなしにしても気になりません。
気になった点は、木なので水洗いできず、粉は刷毛で払うこと、箱型で場所を取ること、引き出しの角に粉が残りやすいことです。台所に据え置いて家族の分を挽く人、道具の見た目も大事にしたい人に向きます。楽天は約5,375円、Yahoo!ショッピングは約5,711円で、Amazonが一番安く買えます。
木の箱型で引き出しに粉がたまる。約4,463円
7位 貝印 ザ コーヒーミル FP5151

口コミの一言:白い箱型で台所になじみ、粗さの目盛りがあるので毎回同じ粉になる。
包丁の貝印が作る、白い箱型のミルです。幅10.5×奥行17.3×高さ23cmの箱型で、セラミックの臼、粗さを目盛りで合わせられ、挽いた粉は下の容器にたまり、日本製で、色はスノーホワイトで、価格は約5,480円です。6位のカリタと同じ据え置き型で、こちらは粗さに目盛りが付いていて、毎回同じ粗さに戻せます。
口コミでは、白い見た目が台所になじむという声と、目盛りがあるので豆を替えても同じ粗さで挽けるという声が多いです。臼はセラミックなので、外して洗えます。
気になった点は、7つの中で一番高いこと、箱型で場所を取ること、白なので粉の汚れが目立つことです。台所に据え置いて、毎回同じ粗さで挽きたい人、白い道具でそろえている人に向きます。楽天は約5,527円、Yahoo!ショッピングは約6,197円で、Amazonが一番安く買えます。
日本製で台所に置ける白。約5,480円
7つの違いを表で比べる
| 商品 | 形 | 臼 | 一度に挽ける量 | 水洗い | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハリオ MSS-1B | 筒型 | セラミック | 24g(2杯) | できる | 約1,927円 |
| ニトリ PH804 | 筒型(ステンレス) | セラミック | 1杯分 | できる | 約2,010円 |
| ハリオ スケルトンN | 筒型(太め) | セラミック | 100g | できる | 約3,036円 |
| ハリオ スマートG | 筒型(小型) | セラミック | 24g(2杯) | できる | 約3,136円 |
| キャプテンスタッグ UW-3501 | 筒型(ステンレス) | セラミック | 約20g | できる | 約3,291円 |
| カリタ KH-3AM | 箱型(木) | アルミ | 約40g | できない | 約4,463円 |
| 貝印 FP5151 | 箱型 | セラミック | 約30g | 臼は洗える | 約5,480円 |
毎朝1〜2杯ならハリオ MSS-1B、持ち出すならニトリかキャプテンスタッグかスマートG、家族分を一度に挽くならスケルトンN、台所に据え置くならカリタか貝印で、6千円以下でも臼の材質と量と形の3つを見れば、味で差が出るほどの違いはありません。水洗いしたい人はセラミックの臼の物、力を入れずに速く挽きたい人は箱型を選びます。
手入れの方法。粉を払って、月に1回臼を洗う
手動ミルは、手入れをしないと古い粉の油が酸化して、次に挽いた豆の味が濁ります。毎回使ったあとは付属の刷毛か歯ブラシで臼と容器の粉を払い、月に1回はセラミックの臼を外して水洗いしてしっかり乾かしてから戻し、木の箱型は水を使わず刷毛だけで払い、臼のねじは外す前に何回転で今の粗さかを数えておくと、戻したときに同じ粗さに合わせられます。ステンレスの臼は水気が残るとさびるので、洗ったら布で拭いて一晩乾かします。
よくある疑問
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 安いミルは味が落ちる? | 6千円以下でも臼式なら粒はそろう。ドリップで飲む分には高い物と味の差はほとんど出ない |
| 挽くのに何分かかる? | 2杯分で1〜2分。箱型は力が入りやすく速い |
| 電動と手動どちらがよい? | 毎朝1〜2杯なら手動で十分。4杯以上を毎日なら電動が楽 |
| 粗さはどこに合わせる? | ドリップは中挽き(ざらめ糖くらい)。細かすぎると苦く、粗すぎると薄い |
| 臼はどのくらいで替える? | セラミックは毎日使って5年ほど。粗さがそろわなくなったら交換 |
| プラスチックの本体に粉が付く | 静電気なので、挽く前に本体を湿らせた布で拭くと減る |
安い手動のコーヒーミルは、臼の材質、一度に挽ける量、形の3つで選べば、6千円以下でも毎朝の1〜2杯に困りません。迷ったらハリオ MSS-1B、持ち出すならスマートGかキャプテンスタッグ、家族分ならスケルトンN、台所に据え置くならカリタか貝印で、買ったら月に1回、臼を外して洗う習慣を付けてください。まず、自分が1日に何杯挽くかを数えてから、量に合う1つを選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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