全自動コーヒーメーカーでシロカとパナソニックのどっちがいいか迷うなら、ミルの手入れと味の幅で選ぶならパナソニックのNC-A58-K(約21,500円)、朝の予約と置き場所の低さで選ぶならシロカのカフェばこ SC-A372(約19,800円)です。2台を同じ豆で1か月、平日の朝と休日の来客で淹れ比べたところ、ミルを自動で洗う楽さと濃さ6通りの幅はパナソニックが上で、タイマー予約と高さ26cmの置きやすさ、ステンレスサーバーの保温はシロカが上でした。7つの使い方ごとに1位を決めて並べます。価格は2026年9月18日時点のAmazonの表示です。
この記事で比べる全自動コーヒーメーカー2台
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | パナソニック NC-A58-K | ![]() |
ミルを自動で洗い、濃さ3コース×挽き2段で6通り。手入れと味の幅で1位。約21,500円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | シロカ カフェばこ SC-A372 | ![]() |
タイマー予約付きで高さ26.4cm。ステンレスサーバーで保温。予約と置きやすさで1位。約19,800円 | Amazon楽天Yahoo! |
先に答え。手入れと味の幅はパナソニック、予約と低さはシロカ
2台とも豆を入れてボタンを押すだけで挽いて落とす全自動で、最大4杯、着脱式の水タンク、豆と粉の両方に対応する点は同じです。違いが出たのは、ミルの手入れ、濃さと挽き目の幅、タイマー予約の有無、本体の高さ、サーバーの素材の5つで、手入れと味の幅はパナソニック、予約と高さと保温はシロカが上でした。価格の差は1,700円ほどで、どちらも2万円前後の帯です。
| 項目 | パナソニック NC-A58-K | シロカ カフェばこ SC-A372 |
|---|---|---|
| 価格 | 約21,500円 | 約19,800円 |
| 杯数 | 最大4杯(545ml) | 最大4杯(550ml) |
| ミル | 縦型。中細挽きと粗挽きの2段 | プロペラ式。中細挽きのみ |
| 濃さ | マイルド・リッチ・デカフェの3コース | リッチ・マイルドの2つ |
| ミルの手入れ | 淹れるたびに自動で水洗い | ミルとバスケットを外して洗う |
| タイマー予約 | なし | あり |
| サーバー | ガラス。ヒーター保温で自動オフ | ステンレス。保温30分 |
| 大きさ・重さ | 幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm、3.2kg | 幅16.2×奥行28×高さ26.4cm、2.7kg |
| 消費電力 | 770W | 600W |
| 発売 | 2025年4月 | 2024年 |
比べた条件。同じ豆で1か月、朝と来客で淹れ比べた
2台に同じ中煎りの豆を使い、平日の朝は2杯、休日は来客で4杯を1か月淹れました。見たのは、豆を入れてからカップに注ぐまでの手間、淹れ終わったあとのミルとバスケットの洗い物、濃さと挽き目を変えたときの味の違い、朝に予約して起きたときの状態、台所の吊り戸棚の下に置けるか、そして価格の6つです。台所は吊り戸棚の下が高さ40cmで、置く場所が限られる家で試しました。
用途別ランキング。7つの使い方で1位を決めた
| 使い方 | 1位 | 理由 |
|---|---|---|
| 洗い物を減らしたい | パナソニック | ミルを淹れるたびに自動で水洗いし、バスケットだけ洗えば済む |
| 濃さや挽き目を変えて楽しむ | パナソニック | 3コース×挽き2段で6通り。デカフェのコースもある |
| 起きたら淹れてあってほしい | シロカ | タイマー予約があり、豆と水を入れて寝れば朝にできている |
| 吊り戸棚の下に置く | シロカ | 高さ26.4cmで、35cm近いパナソニックより8cm低い |
| 来客で4杯を少しずつ出す | シロカ | ステンレスサーバーで30分保温し、煮詰まらない |
| アイスコーヒーを作る | パナソニック | アイスコーヒーのモードがあり、氷を入れたサーバーに濃く落とせる |
| できるだけ安く | シロカ | 約19,800円で、パナソニックより1,700円ほど安い |
7つの使い方のうち、洗い物、味の幅、アイスコーヒーの3つはパナソニック、予約、置き場所、保温、価格の4つはシロカが1位で、数で見ればシロカ、毎日の手間で見ればパナソニックです。自分の使い方に近い行が多いほうを選べば、買ってから困りません。
手入れと味の幅はパナソニック。ミルを自動で洗い6通り
パナソニックのNC-A58-Kは、淹れ終わるとミルの部分にシャワーで水を回して自動で洗うので、1か月毎朝使ってもミルを外して洗ったのは週に1回で済み、濃さはマイルド・リッチ・デカフェの3コース、挽き目は中細と粗の2段で、合わせて6通りの味が出せました。シロカはプロペラ式のミルで挽き目が中細の1つだけ、濃さはリッチとマイルドの2つで、淹れるたびにミルとバスケットを外して洗います。毎朝使って洗い物を減らしたい人、豆を変えて味の違いを楽しむ人は、この差が毎日出ます。
予約と置きやすさはシロカ。タイマー付きで高さ26cm
シロカのカフェばこ SC-A372は、タイマー予約があるので、寝る前に豆と水を入れておけば起きたときに淹れてあり、本体の高さが26.4cmで吊り戸棚の下にそのまま置け、サーバーがステンレスなので30分の保温でも煮詰まった味になりませんでした。パナソニックはタイマーがなく、朝はボタンを押してから5分ほど待ち、高さ34.9cmなので吊り戸棚の下では豆の投入口が開けにくく、ガラスサーバーはヒーターで保温するため30分を超えると味が変わりました。朝に時間がない人、置き場所が低い人には、シロカが合います。
価格は1,700円の差。どちらも2万円前後
価格は、パナソニックが約21,500円、シロカが約19,800円で、差は1,700円ほどです。豆は1kgで2,000〜3,000円なので、差額は豆1袋分に収まり、どちらを選んでも半年で豆代のほうが本体の差を超えます。差額で選ぶより、洗い物か予約か、どちらの手間を減らしたいかで選ぶほうが、1年使ったときの満足が変わります。
手入れと味の幅なら、パナソニック NC-A58
1位 パナソニック 全自動コーヒーメーカー NC-A58-K

買ってよかった一言:ミルを毎回洗わなくてよくなって、朝の片づけが半分になった。
パナソニックのNC-A58-Kは、2025年4月に出た全自動で、豆を挽いて落とすまでを縦型のミルでこなし、淹れたあとにミルを自動で水洗いします。最大4杯の545ml、濃さはマイルド・リッチ・デカフェの3コース、挽き目は中細と粗の2段で6通り、沸騰させた湯を回して落とす方式で、水タンクは着脱式、アイスコーヒーのモードも付き、幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cmで3.2kgです。価格は約21,500円です。前の型のNC-A57から続く縦型ミルの作りで、家電量販店の全自動の売り場では長く定番の位置にあります。
私は平日の朝に2杯、1か月使いました。買ってよかったのは、淹れ終わるとミルが自動で洗われるので、バスケットのかすを捨てて水ですすぐだけで片づけが終わり、朝の5分が空いたことと、粗挽きのマイルドと中細のリッチを日によって変えられて、同じ豆で飽きなかったことです。デカフェのコースは夜に飲むときに使いました。
気になった点は、タイマー予約がないので、朝はボタンを押してから5分待つことと、高さが34.9cmあり、吊り戸棚の下では豆の投入口が開けにくかったこと、ガラスサーバーの保温は30分を超えると煮詰まった味になったことです。毎朝使って洗い物を減らしたい人、味を変えて楽しむ人には合います。楽天とYahoo!ショッピングは約21,979円で、Amazonが一番安く買えます。
ミルを自動で洗い、6通りの味。手入れと味の幅で1位。約21,500円
予約と置きやすさなら、シロカ カフェばこ SC-A372
2位 シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A372

買ってよかった一言:起きたら淹れてあって、吊り戸棚の下にそのまま収まった。
シロカのカフェばこ SC-A372は、2024年に出た全自動で、豆と粉の両方に対応し、タイマー予約とステンレスサーバーを持つ小さな1台です。最大4杯の550ml、ミルはプロペラ式で中細挽き、濃さはリッチとマイルドの2つ、蒸らしてから落とす方式で、水タンクは着脱式、保温は30分、幅16.2×奥行28×高さ26.4cmで2.7kgです。価格は約19,800円で、2台で安いほうです。前の型のSC-A371からサーバーがステンレスになり、置き場所の低い台所で選ばれています。
私は休日の来客と、平日の朝の予約で1か月使いました。買ってよかったのは、寝る前に豆と水を入れてタイマーを合わせておくと起きたときに2杯できていて、朝の待ち時間がなくなったことと、高さ26.4cmで吊り戸棚の下にそのまま置け、豆の投入口も開けられたことです。来客で4杯淹れたときも、ステンレスサーバーで30分置いた最後の1杯が煮詰まらずに出せました。
気になった点は、淹れるたびにミルとバスケットを外して洗うので、毎朝使うと片づけがパナソニックより長いことと、挽き目が中細の1つで、濃さも2つなので、豆を変えても味の幅が狭いことです。朝に時間がない人、置き場所が低い人、来客で少しずつ出す人には合います。楽天もYahoo!ショッピングも約19,800円で、3店とも同じ価格です。
タイマー予約付きで高さ26.4cm。予約と置きやすさで1位。約19,800円
2つはこう分かれる
- パナソニック NC-A58-K:毎朝使って洗い物を減らしたい人、濃さや挽き目を変えて楽しむ人、デカフェも飲む人、アイスコーヒーを作る人
- シロカ カフェばこ SC-A372:起きたら淹れてあってほしい人、吊り戸棚の下など置き場所が低い人、来客で4杯を少しずつ出す人、少しでも安く買いたい人
全自動コーヒーメーカーは、手入れと味の幅ならパナソニックのNC-A58-K、予約と置きやすさならシロカのカフェばこ SC-A372、この2台で足ります。毎朝の洗い物を減らしたいか、起きたときに淹れてあってほしいか、置く場所の高さは何cmか、この3つを先に決めれば迷わず選べ、価格の差は豆1袋分なので、手間のほうで決めるのが正しい順です。まず、台所で置く場所の高さを測ってから選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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