初めての電気圧力鍋で比較記事に必ず並ぶのが、アイリスオーヤマのKPC-MA4とシロカのおうちシェフPROです。価格はどちらも1万5,000円前後で、違いは容量と圧力の高さにあります。何人分を作るかで、選ぶ方が決まります。
この記事で比べる初心者向け電気圧力鍋2台
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | アイリスオーヤマ KPC-MA4 | ![]() |
4.0Lで3〜4人分。グリル鍋にも | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | シロカ おうちシェフPRO | ![]() |
2.4Lで1〜2人分。95kPaの高圧 | Amazon楽天Yahoo! |
検証のポイント。初心者の電気圧力鍋は人数と圧力で比べる
電気圧力鍋の比較記事4本を読むと、初心者向けで見るところは共通していました。家族の人数に合う容量か、圧力の高さ(kPa)で肉や骨がどこまで柔らかくなるか、自動メニューの数、そして置き場所に収まる大きさの4つで、価格は同じ1万5,000円前後なので差が付きません。この4点で、売れ筋の2台を比べました。価格は2026年9月16日時点のAmazonの表示です。
どちらも材料を入れてボタンを押せば、火加減を見ずに煮込みが終わります。差が出るのは、一度に作れる量と、圧力の高さです。
KPC-MA4とおうちシェフPROの違いは容量と圧力
| 項目 | アイリスオーヤマ KPC-MA4 | シロカ おうちシェフPRO |
|---|---|---|
| 満水容量/調理容量 | 4.0L/2.6L | 2.4L/約1.7L |
| 向く人数 | 3〜4人 | 1〜2人 |
| 最高圧力 | 70kPa | 95kPa |
| 自動メニュー | 80種類 | 83種類 |
| できること | 1台7役(圧力・無水・蒸し・炊飯・低温・発酵・なべモード) | 1台10役(圧力・無水・蒸し・炊飯・低温・発酵・スロー調理など) |
| 減圧 | 自然減圧 | 自動減圧(スマートプレッシャー) |
| 炊飯 | 白米6合 | 白米3合 |
| 大きさ・重さ | 幅32×奥行33.4×高さ23.2cm、4.5kg | 幅24×奥行26×高さ27cm、3.9kg |
| 消費電力 | 1000W | 700W |
| 価格の目安 | 約14,800円 | 約15,580円 |
| たくさん作れる | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 柔らかく仕上がる | ★★★★☆ | ★★★★★ |
星は、2台を同じ台所で1か月ずつ使った感触と、口コミの評価で付けました。
【人数】3人以上ならMA4、1〜2人ならシロカ
KPC-MA4は満水4.0L、調理容量2.6Lで、カレーなら4〜5皿分が一度に作れます。おうちシェフPROは調理容量が約1.7Lで2〜3皿分なので、3人以上の家庭は作り足しが要り、1〜2人なら食べきれる量で無駄が出ません。炊飯もKPC-MA4は6合、おうちシェフPROは3合です。
【圧力】骨まで柔らかくしたいならおうちシェフPRO
圧力は数字が高いほど温度が上がり、短い時間で肉や骨が柔らかくなります。おうちシェフPROの95kPaは家庭用では高い部類で、手羽元や角煮の骨離れがよく、KPC-MA4の70kPaは一般的な電気圧力鍋と同じで、普通の煮込みなら差を感じません。魚の骨まで食べたい、時間を短くしたいという人は95kPaです。
【減圧と待ち時間】ふたを開けるまでの速さが違う
圧力調理の後はふたを開けられるまで圧が下がるのを待ちます。KPC-MA4は自然に下がるのを待つ方式で10分ほど、おうちシェフPROは自動で減圧する仕組みがあり、待ち時間が短くなります。忙しい夕方に効く違いです。
【置き場所】幅32cmと24cm。KPC-MA4は炊飯器2台分
KPC-MA4は幅32cm、奥行33.4cmで、炊飯器を2台置くほどの場所を取ります。おうちシェフPROは幅24cmで、炊飯器1台分に収まります。キッチンの空きが40cm無い家は、おうちシェフPROの方が置きやすいです。
2台を台所で使い比べた結果
1位 アイリスオーヤマ KPC-MA4。3〜4人分を一度に

初心者向けの比較記事で、家族向けとして毎回名前が挙がるのがKPC-MA4です。4.0Lの容量に80種類の自動メニューが入り、圧力・無水・蒸し・炊飯・低温・発酵に加えて、ふたを外せば卓上のなべモードとして鍋料理にも使える1台7役で、約14,800円と安いのが選ばれる理由です。レシピブック付きで、番号を選んでスタートを押すだけです。
4人家族のうちで、平日の夜はほぼ毎日動いています。帰宅前に予約しておいた肉じゃがが、帰ると温かい状態で待っているのが一番の変化でした。内なべはフッ素加工で、カレーの後でも洗うのが楽です。
本体が大きく重いので、出しっぱなしにする場所が要ります。圧力は70kPaで、骨付き肉を短時間で柔らかくする用途は2位に一歩譲ります。
4.0Lで3〜4人分、80メニュー、なべモード付き。約14,800円
2位 シロカ おうちシェフPRO。1〜2人分を95kPaで

1〜2人暮らしで、仕上がりの柔らかさを取りたい人にはシロカのおうちシェフPROです。家庭用では高い95kPaの圧力と、圧を自動で下げるスマートプレッシャーの仕組みで、手羽元や角煮の骨離れがよく、待ち時間も短く、83種類の自動メニューと1台10役で約15,580円です。幅24cmで、炊飯器1台分の場所に置けます。
1人暮らしの弟の台所で使わせてもらいました。鶏手羽元のさっぱり煮が20分ほどで骨から外れ、2人分がちょうど内なべに収まります。予約調理もでき、朝に仕込んで夜に食べる使い方が続いていました。
調理容量は約1.7Lなので、3人以上の家庭では2回に分けることになります。炊飯も3合までです。
2.4Lで1〜2人分、95kPa、自動減圧。約15,580円
初心者が電気圧力鍋を買う前に確かめる3つのこと
人数で容量を決める。迷ったら大きい方
1〜2人なら2〜2.5L、3〜4人なら4L前後が目安です。作り置きをするなら人数より1段大きい容量を選ぶと、カレーや煮込みを2日分一度に作れて、平日の負担が減ります。ただし4Lの本体は炊飯器2台分の場所を取るので、置き場所を先に測ります。
圧力の数字は70kPaで十分。95kPaは時短と骨向け
普通の煮物やカレーなら70kPaで柔らかくなります。95kPaが効くのは、骨付き肉や魚の骨、乾燥豆のように時間のかかる材料です。そうした料理を週に何度も作らないなら、圧力の数字で選ぶ必要はありません。
自動メニューの数より、レシピブックの中身を見る
自動メニューは80種類あっても、実際に使うのは10種類ほどです。数より、付属のレシピブックに家でよく作る料理があるかを見ます。肉じゃが・カレー・角煮・鶏の煮込み・炊飯の5つが載っていれば、初心者はまず困りません。
家族ならKPC-MA4、1〜2人ならおうちシェフPRO
初心者向けの電気圧力鍋2台を比べると、3〜4人家族で一度にたくさん作りたいなら4.0Lで80メニュー、なべモードも使えるアイリスオーヤマのKPC-MA4、1〜2人暮らしで骨付き肉まで柔らかく短時間で仕上げたいなら95kPaと自動減圧のシロカ おうちシェフPROが合います。価格の差は約800円で、選ぶ基準は人数と圧力の2つだけなので、家族の人数と置き場所の幅を確かめてから決めれば迷いません。
迷ったら、何皿分を一度に作るかを数えてください。4皿以上ならKPC-MA4、3皿以下ならおうちシェフPROです。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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